Exit through the gift shopを見ました。
Artとか興味ないのだけれど、目利きのセンスがあると言われて調子に乗っています。
一応この映画はノンフィクションなのかしら。
Banksy と呼ばれる、イギリスの覆面路上アーティストとそれを追い続け、自分もアーティストになったティエリーのお話。
さて、冒頭のBanksyのセリフ。誰へ教訓だったのでしょうか。
あらすじとしては、常にビデオカメラを回しているティエリー。妻と子供と暮らし、仕事もしていた。そんな中、いとこが路上アーティストとして活動していて、自分の作ったものを路上に展示していた。法律グレーゾーンでの行為に、ティエリーは興奮を覚え、他の路上アーティストたちも追うようになる。
様々な路上アーティストを撮影するうちに、Banksyと呼ばれる謎の男との接触を試みる。しかしながらBanksyの正体は不明。
長年彼を追った結果、いとこがきっかけで彼とコンタクトを取ることができ、彼の為なら何でもすると、ティエリーは約束する。
すぐに迎え入れられたわけではなかったが、Banksyらはゲリラ的にアートを残した後の人々の反応が、ティエリーのお陰で見れるようになり、だんだんティエリーを受けれるようになった。
そしてBanksyはアメリカで大規模な個展を成功させる。
その後、Banksyはティエリーに映画をつくるように言うが、ティエリーにそのセンスは0。お世辞程度に映画ではなくアートを作るように、Banksyはティエリーに言う。
憧れの男に言われたティエリーはすぐに製作に取り掛かる。そして、仕事をやめ全財産をつぎ込み大規模な展示会を開く。
もちろん彼に下積みなどない。彼は成功するのか。
うーん。アートとは何か考えさせられますね。
絵画だって、描いている当時は価値がないと言われていても、没後に評価されているものも多いです。
逆に、今はもてはやされているもので数年後に価値がなくなる芸術だってある。
アートって「こうだから美しい、価値がある」っていう判断基準があいまいですね。
いやーしかし、Banksyの絵は才能あるなって思う。
だから、今までのアートが消されているのが悲しい。。。
監督がBanksyであるけども、自分が主体となっているんじゃなくて第三者目線でおもしろかったー。
ていうか、Banksyが監督だったってこの記事を書いて知ったw
アートに興味がない人も、いわゆる現代アートだから身近に感じられるかもしれません。
この映画を見たら、ただの落書きもちょっと違ったものに見えてくるかも。